60年後の未来向けて人工林の育成に取り組む匠の会の環境事業「匠の森プロジェクト」がすでに始まっています。匠の会は地球環境保全を推進しています。

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紀伊民報 2007年9月12日

森の成長見守ろう 田辺の三川小 児童が下草刈り

田辺市合川の三川小学校児童16人は、10日、同市深谷の植林地で、自分たちが植えた苗木の周辺の下草刈りをした。首都圏の建築業者スギやヒノキの人工林を60年間育ててから栽培して家づくりに使う「匠の森プロジェクト」の行事。児童らは、プロジェクトを通じて学習しながら、人工林を見守っていく。

プロジェクトは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の建築業者21社でつくる「匠の会」が今年3月、10年前から提携している田辺市新庄町の製材業「山長商店」所有の山林2ヘクタールに1万本のスギやヒノキを植樹して始まった。三川小も総合的な学習の時間で苗木の育成に参加している。

苗木は高さ50センチほどに育ち、鹿の食害も殆どなかった。児童らははかまを持って、匠の会の会員や山長商店の従業員に教わりながら下草刈りに取り組んだ。はじめは恐る恐る刈っていた児童も、慣れてくると楽しみながら手際よく作業を進めた。
1年生の岡本颯
太君(7)は「怖くないよ。楽しい」と笑顔を見せた。6年生の日向智絵さん(12)は「かまが重たくて作業は難しいけれど、木の成長を助けていると思ったらもっと頑張らないと」と話した。

匠の会の高橋正成理事長は「関東地方の児童生徒にも苗木の育成を呼びかけるなど、プロジェクトを通じて、匠の会の活動や紀州材の良さをアピールしていきたい」と話している。

 

sankeiweb 2007年5月26日

関東の工務店ネットワーク「匠の会」 田辺市の山林にヒノキ植林

紀州の森を保全し、人口林を育成しようと、関東地区の工務店のネットワーク「匠の会」が24日、田辺市深谷の山林でヒノキの植林作業をおこなった。
同会は東京を中心に関東一円で注文住宅を建設。建築材料の木材を主に田辺市新庄町の山長林業(榎本長治社長)から仕入れていることが縁となり、「紀州の木を使うだけでなく、植林と育成も行うことで環境保全に貢献しよう」と、人口林を育成する「匠の森プロジェクト」を計画した。

植林場所は山長林業の所有する山林内で、同会の会員18人が関東方面から参加。
地元の田辺市立三川小学校(田嶋義則校長)の全校児童16人も集まり、午前10時半から
作業を開始した。会員らは児童とともに、全長30cmほどのヒノキの苗約230本を、鍬(くわ)で掘り起こした斜面に1本ずつ手植えしていった。

同会の高橋正成理事長は「建築材として伐採できるほどに育つのは60年後。われわれも頻繁に来られるわけではないので、子供たちに管理をしてもらいたい」と話し、児童にスケッチブックをプレゼント。「木の育ちぶりを絵に描いて、関東にいる私たちに知らせてほしい」と微笑んでいた。

 

asahi.com  My Town 和歌山 2007年5月25日

高くなれヒノキさん

大きく育って、60年後には家の立派な柱に。田辺市深谷の山林で24日、地元の三川小学校の全児童16人らがヒノキを植栽した。木は60年後に伐採し、家の建材として利用する。児童たちはスケッチブックをプレゼントされ、木の成長を記録する。

東京、千葉、埼玉、神奈川の工務店でつくる「匠の会」が企画した「匠の森プロジェクト」。木材を使う側が「栽培、植林、育成」のサイクルで山を守り、持続可能な日本の家づくりを目指す。この日、山長商店(田辺市新庄町)が保有する山林に、ヒノキ約230本を植えた。真砂充敏田辺市長も参加した。今後はこの森を開放して、子どもたちや地域の人々が資源の循環や生態系を学ぶ場として活用してもらうという。


  大きく育って」とヒノキを植林する三河小学校の児童と
真砂田辺市長(田辺市深谷で)

 

紀伊民報 AGARA 2007年5月26日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=125403
建築業者と小学生が植樹

都圏の建築業者でつくる「匠の会」は24日、田辺市深谷(旧大塔村)にある植林地で、地元の三川小学校児童16人とヒノキなどを植樹した。同会はこの地にスギやヒノキの苗木約1万本を植え、60年後に伐採して家づくりに使う「匠の森事業」に取り組んでいる。
同会は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の建築業者23社でつくる協同組合。田辺市新庄町の「山長商店」と10年前から提携し、紀州材を使った家を年間200棟、首都圏に建てている。10年の節目に「地元に恩返ししたい」と、山長商店が保有する山林約2ヘクタールを借りて「紀州匠の故郷(さと)」と名付け、3月にスギとヒノキ計約1万本を植えた。

今回は匠の会の定期総会も兼ねて同会の21人が訪れた。三川小児童や真砂充敏田辺市長など市職員ら計約70人が急な斜面を登って、頂上付近でヒノキの苗木約200本を植えた。和歌山県の県木ウバメガシや東京都の都木イチョウなども記念に植樹した。
三川小の児童に、匠の会からスケッチブックがプレゼントされた。木の成長を記録する。田嶋義則校長(56)は「自分たちで植えた木を見守っていきたい」。4年生の石谷菜摘さん(9)は「60年後はおばあちゃんだけど、木が大きくなるのは楽しみ」と話した。

匠の会の千葉弘幸さんは「地元の子どもたちに学習の場として活用してもらい、環境保全につながっていることを実感してほしい」と話した。


  ヒノキの苗木を植樹する児童と建築業者ら(24日、田辺市深谷で)

 

紀伊民報 AGARA 2007年3月20日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=121656/
首都圏の建築業者、ヒノキ植林

首都圏の建築業者でつくる「匠の会」は18日、田辺市深谷(旧大塔村)にある山の斜面で植林事業を始めた。匠の会や地元の関係者ら24人が汗を流した。植えた木を将来的には家づくりに使おうという事業で、家を建てる企業の取り組みとしては全国的に珍しいという。

匠の会は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の建築業者23社でつくる協同組合。田辺市新庄町の「山長商店」が保有する山林約2ヘクタールに計約1万本のヒノキやスギを植え、60年育ててから建築に使う。
植林は匠の会が「紀州・匠の故郷(さと)」ツアーとして開き、首都圏から会の関係者ら9人が参加。約500本のヒノキを植えた。

匠の会に所属する業者を利用して家を建てようと考えている熊沢恵二さん(64)と芳子さん(57)夫妻=神奈川県=は、植林に汗を流しつつ「林業がこんなに大変な仕事とは思わなかった。家を大事にしたいと思います」。同会の高橋正成副理事長は「家を使う人と接する立場にあるわたしたちが、林業の大切さや大変さを体験できて良かった。今後も引き続いて植林や育林に取り組み、60年後には立派な木として使えるようにしたい」と話した。


  植林に取り組む匠の会の関係者ら(18日、田辺市深谷で)

 

紀伊民報 AGARA 2007年3月7日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=120854
首都圏の建築業者が植林 匠の森プロジェクト

首都圏の建築業者らが、田辺市内の製材業者と協力して市内にスギやヒノキを植林し、60年間育ててから伐採して家づくりに使う「匠(たくみ)の森プロジェクト」を始める。関係者は「植林、育成、伐採という一連の循環を、木材を使う立場にある企業が取り組むのは国内でも珍しい。一般の人にもさまざまな形で参画してもらい、山と街をつなぎたい」と話している。
植林するのは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の建築業者23社でつくる協同組合「匠の会」。田辺市新庄町の製材業「山長商店」が植林地を提供する。

匠の会は1997年、山長商店と提携し「樹の家」として樹齢50~60年の紀州材を使った住宅を年間150~170棟、10年間で約1500棟建築した。同会は、紀州材を「強度、耐久性、光沢、色つやに優れている」とPRしている。

植林地は、山長商店が所有する田辺市深谷(旧大塔村)の約2ヘクタールの斜面。計約1万本のスギやヒノキを植える計画。18日には、地元や県外の子どもらを集めて1回目の植林「匠の森ツアー」を開催する。当日は植生観察会なども計画している。
5月23日には、匠の会の定期総会を10年ぶりに田辺市で開き、翌24日に植林地で地元小学生らと照葉樹を記念植樹する予定。将来的には、子どもらに時間をかけて森林内の生態系を観察・記録させたり、料理小屋やアスレチック遊具を作らせたりして植林した山で遊び、学ぶ機会をつくりたいという。

同会によると、環境団体や企業などの植樹活動は、環境保全を意識して照葉樹を植えることが多いが、「匠の森」では、建築材になるスギとヒノキを60年育ててから伐採して住宅建築に使い、山主にも利益を還元するのが大きな違いという。
匠の会の千葉弘幸理事(埼玉県)は「国産材の需要が不安定な中、山長商店と提携して10年目の節目に山に恩返しをしたい。同じような活動が全国で起きるきっかけになれば」と話している。
匠の会と山長商店は、18日の植林に参加する地元の小中学生を募集している。問い合わせは山長商店へ。

  
  「匠の森プロジェクト」でスギやヒノキを植林する予定地(田辺市深谷で)



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